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3.4.4.7.2 一般的な地上応答
地上LMEがXID_CMD_H0を受信した場合、申請された地上局から地上起動ハンドオフを開始するものとする。地上LMEは、XID_CMD_H0(P・0)の要請を受信するたびにXID_CMD_H0(P・1)を伝送するものとする。

 

3.4.4.7.3例外的事例
地上システムがハンドオフを起動できない場合には、XID_CMD_LCR(P=0)を送信するものとし、現行リンクは、影響されないものとする。

 

3.4.4.7.4勧告
XID_CMD_H0のN2カウンタが超過した場合、航空機LMEは、地上に対するすべてのリンクを切断しリンク確立を再開する前に、別な局へのハンドオフ要請を試みるべきである。

 

3.4.4.8地上起動ハンドオフ
地上LMEが、本項の内容を実行する場合には、AVLC固有オプション・パラメータの’’i”ビットを1に設定し、そうでない場合には0に設定するものとする。

 

3.4.4.8.1地上の動作
リンク中の航空機に対し、同一の周波数で申し入れる地上局への新しいリンク確立を指示するために、その地上LMEは、その航空機に対し、その地上局を介して表3-46のパラメータを持つXID_CMD_H0(P=1)を送信するものとする。その地上LMEが別な地上局へのハンドオフを受け入れる場合、そのXID_CMD_H0には、別な局のデータリンク層アドレスを指定した交替地上局パラメータが含まれるものとする。X1D_CMD_H0の中の運用パラメータ(修正か情報としてのどちらか)は、伝送地上局にとってのみ有効である空港覆域指示パラメータと近接空港識別子を除いて、伝送局と交替地上局パラメータで示されたすべての地上局にとって有効であるものとする。
3.4.4.8.2一般的な航空機応答航空機LMEは、XID_CMD』0に交替地上局リスト・パラメータが含まれる場合には、そこから選択した地上局か申し入れられた地上局のどちらかに対し、表3_46のパラメータを含むXID_RSP_H0を送信することによって応答するものとする。

 

 

 

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